囲碁 「封じ手8の八」本因坊戦第3局2日目(毎日新聞)

 羽根直樹本因坊(33)に山下敬吾天元(31)が挑む第65期本因坊決定戦七番勝負(毎日新聞社主催、大和証券グループ協賛)の第3局は9日、奈良市の奈良ホテルで2日目の戦いが始まった。

 朝から晴れ渡り、中庭に面した対局室にさわやかな光が差し込む。羽根、山下が相次いで姿を見せた。定刻の午前9時、両対局者は一礼した後、打ち掛けの局面を盤上に再現した。立会の石井邦生九段が「封じ手は8の八です」と読み上げ、山下がその地点に白石を打ち下ろした。

 山下の封じ手は、控室の検討陣が予想していた複数の候補手の一つだった。解説の植木善大八段は「上から黒を押さえ込み、攻めを継続した手。この後が難しい」と語った。

 羽根は19分の考慮で黒41と応じた。山下は白44と左辺にも手をつけ、戦線を拡大する。羽根は黒47として一応、大石を中央へ脱出させた。山下は白48と切る。左辺でも本格的な競り合いが始まった。【金沢盛栄】

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