「これで沈静化して」…民主議員、言葉少な(読売新聞)

 小沢氏が東京地検特捜部の事情聴取に応じた23日、週末を利用して地域の有権者の前に姿を見せた民主党の国会議員たち。

 その多くが、小沢氏の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡る事件については相変わらず触れずじまいだった。「これで事態が沈静化してほしい」。

 党内からは小沢氏の事情聴取を一つの区切りにしたいという声もあがっているが、野党に転じた自民党側は「今後も国会で追及していく」と強気の姿勢を見せた。

 この日午後2時半過ぎ、千葉県八街市では、民主党の野田佳彦・財務副大臣(52)と海江田万里衆院議員(60)の2人が、投開票が翌日に迫った同県議選補選の応援に駆けつけていた。

 「事業仕分けで予算のムダが見えるようになった」「国民本位の政治を」。2人は、スーパー近くの駐車場に集まった約100人の聴衆を前に熱っぽく語りかけたが、小沢氏が事情聴取を受けたことだけでなく、「政治とカネ」の問題には触れないまま。演説後、野田副大臣は「地方選であえて触れる事じゃない」と言葉少な。海江田議員は、むっとした表情を見せて何も語らなかった。

 「民主党も結局、クリーンな政治はできないのかもしれない」。聴衆の一人、市内の男性(30)は冷めた様子で話していた。

 地元の横浜市内でミニ集会を開いた同党新人の中林美恵子衆院議員(49)。集会では、十数人の支持者を前に小沢氏の問題には触れず、終了後、「幹事長が政治家個人として(聴取を)受けたことで、政党としてうんぬんではない」とコメントしただけだった。

 小沢氏が事情聴取を受けたことについて、取材に応じた末松義規衆院議員(53)は「検察と小沢さんの言い分が食い違っていたのだから、事情聴取に応じられて説明されたことは良かった」。神山洋介衆院議員(34)も「国会審議が『政治とカネ』一色になっていて、早く沈静化させる意味でも検察の聴取を受けたのは良かったのではないか」と語った。

 一方、自民党はこの日、東京・永田町の党本部で、小沢氏の政治資金問題などについて一般の党員などに説明する会合を開催。出席した西田昌司参院議員(51)は「今回のケースは、政治資金規正法の記載ミスという単純な問題ではなく、なぜ小沢さんがわざわざ政治団体を使って不動産を買ったのかという点が大きな疑惑。今後、国会で徹底的に追及する」と述べた。

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